東ソーは、最新の研究開発成果を紹介する「東ソー研究・技術報告」第68巻を本日発刊しました。本誌は1957年の創刊以来、当社グループの研究所、開発部、技術センター等の研究開発部門によるテクニカルレポートとして、報文、技術資料、投稿論文要旨、講演リスト、特許情報および製品紹介など多岐にわたる内容を掲載してきました。
最新巻では、電子材料、ライフサイエンス、環境分野で成長が目覚ましい材料に焦点をあて、総合報文1報に加え、研究開発部門による報文(5編)、技術資料(8編)を収録しています。
当社は研究開発を行うにあたって、持続可能な開発目標(SDGs)の考え方を取り入れ、サステナブルな社会を目指し開発を進めています。報文・技術資料の製品・開発品にはゴールを示すロゴを付与しています。収録タイトルは下記のとおりです。
最新巻およびバックナンバーは、当社ホームページで閲覧いただけますので、ご利用ください。今後も、当社事業のさらなる発展に寄与する研究開発成果を発信してまいります。
収録タイトル
巻頭言
- 「研究技術開発への思い」
- 取締役常務執行役員 𠮷水 昭広
総合報文
- 「A Novel Liquid Hafnium Precursor for HfO Thin Film Formation」
- 公益財団法人相模中央化学研究所主任研究員 多田 賢一
先端材料研究所主任研究員 尾池 浩幸、他4名
報文
- 「インクジェット印刷プロセス用撥液バンク材の開発」
- 「タンパク質言語モデルを用いた有効変異の効率的スクリーニング手法」
- 「ウレタンフォーム材料の振動特性の予測モデル構築」
- 「亜臨界分解-質量分析によるポリウレタン原料の解析」
- 「新規相溶化技術を利用したポリオレフィンへの接着」
技術資料
- 「Si 添加窒化ガリウムスパッタリングターゲットを用いた成膜と評価」
- 「Ruthenium / Cobalt Precursors for Area−Selective Deposition」
- 「Development of novel mullite-fiber-based ceramic matrix composites with high mechanical properties」
- 「抗体医薬品分析用FcRn アフィニティカラムの開発」
- 「東ソー自動グリコヘモグロビン分析計HLC−723®GR01β−サラセミアモードの開発」
- 「高耐久性無溶剤型軟質ポリウレタン樹脂」
- 「低温硬化ブロックイソシアネート」
- 「AFM−IR を用いた高分子材料のナノ構造解析」