2024.08.20

ニュースリリース

生化学・免疫搬送システムの販売推進における 株式会社日立ハイテクおよび栄研化学株式会社との協業に関するお知らせ

東ソー株式会社(本社:東京都中央区)は、株式会社日立ハイテク(代表取締役 取締役社長:飯泉 孝、本社:東京都港区、以下「日立ハイテク」)、および栄研化学株式会社(代表執行役社長:納富 継宣、本社:東京都台東区、以下「栄研化学」)と、国内臨床検査市場において、生化学・免疫搬送システムの販売を推進するための協業を行うことで合意いたしました。

臨床検査において、採血された血液は実施する検査に応じて複数の採血管への分注作業が行われます。また、生化学的検査、免疫血清学的検査などの検査はそれぞれ専用の自動分析装置を用いて測定が行われています。これらの作業・測定には専用装置が必要となりますが、近年は各装置を搬送ラインでつなぐことで検体移送の省力化やデータの一元管理等による効率化が求められており、さらに多様な検査室レイアウトへの対応も期待されております。

このたびの協業は、日立ハイテクおよび栄研化学の協力体制のもと、合同販促を行うものです。具体的には、日立ハイテクの検体前処理分注装置(LabFLEX)、自動分析装置(LABOSPECT)、搬送システムと東ソーの全自動化学発光酵素免疫測定装置(AIA-CL)、およびこれらの測定装置の一元管理が可能な業務支援システム(LaboQ:ラボック)※1の特別仕様を開発し、IFシステム※2として3社合同で販促を行います。日立ハイテクの搬送ラインによるさまざまなレイアウトへの対応、ワンストップ検査の実現、業務支援システム による管理業務の効率化のご提案が可能となります。
今回の協業により、3社による提案、フォロー体制を充実させ、医療の質と顧客満足度の向上に、より一層努めてまいります。

  • 【LaboQ】ISO 15189/改正医療法 業務支援システム 東ソーAIA-CL対応特別仕様
    日立ハイテクの自動分析装置および東ソーの免疫測定装置から得られる測定結果、CAL・CONTデータ、試薬LOT、機器エラーデータ等の情報をリアルタイムにオンラインで取り込み、必要な情報を集計し、グラフ化、帳票化および、さまざまな検索機能により業務の質と効率を上げるアプリケーションです。

  • IFシステム
    本協業により販売されるシステムの名称。”IF” は無限を意味するInfinityから。

IFシステム外観(一例:直線タイプ)

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東ソー株式会社 広報・IR室
東京都中央区八重洲2-2-1
TEL:03-6636-3712