東ソー株式会社

NEWS RELEASE

2025年04月01日

東ソー株式会社
広報・IR室

2025.04.01

ニュースリリース

社長入社式挨拶

入社おめでとうございます。社員・役員を代表して、心から皆さんを歓迎いたします。
また、数ある職業の中から、製造業、その中でも化学工業、そして当社での仕事を選択されたことに敬意を表します。日本の全産業(2022年度)のうち、製造業は売上高で2位、付加価値額で1位です。そして、製造業の中でも広義の化学工業(化学工業+プラスチック製品+ゴム製品)は、売上高で2位、付加価値額で1位となっている重要な産業です。化学工業は、現在の社会や生活を支える産業であり、将来の豊かな生活を生み出すソリューション産業なのです。

当社は今年創業90年を迎えました。その道のりは決して平坦ではなく、成長への挑戦の歴史であり、多くの困難を乗り越えてきました。
私が入社して3年後、1987年に社名を東洋曹達工業から東ソーに変更し、その2年前から実行していた中期経営計画では新製品の開発と事業化、および既存分野の活性化とトップ化を目指しました。その時に策定された企業理念が、「私たちの東ソーは、化学の革新を通して、幸福を実現し、社会に貢献する」です。同時に、東ソー社員の判断行動の基本となる信念・価値観であるTOSOH SPIRITとして「1.挑戦する意欲 」「2.冷たい状況認識」「3.熱い対応」「4.持続する意志」「5.協力と感謝 」も発表されました。

この時の中期経営計画は、全体としては大きな失敗となりましたが、「自社の実力を冷静に見極めた上でやるべきことをやること」という教訓と、現在当社を支えているバイオサイエンスやジルコニアなどの重要な事業を生み出しました。

皆さんは、これから社会人として、社内外の多くの人たちと共に仕事をしていくことになります。その上で、TOSOH SPIRIT、特に「挑戦する意欲」「熱い対応」「協力と感謝」を心にとめ、実践する努力をしてください。

そして、これに加えて、これから仕事を始めていく皆さんに心がけてほしいことを3つ申し上げます。

常にポジティブに考えてほしい
これは、コリン・パウエル元アメリカ国務長官の著書「リーダーを目指す人の心得」の自戒13ヶ条にあるものです。「何事も思うほどに悪くない」と思って行動してみてください。
目の前の人を喜ばせよう
夢を持つことは大事だとよく言われます。ただし、まだ夢が見つからない人は、これから一緒に仕事をする「目の前の人を喜ばせる」ことから始めることをお勧めします。それを続けていけば、その人から見てあなたはかけがえのない人にいつかなるはずです。
いつかのために日々鍛錬
仕事のほか、英語や資格など、自分を成長させる努力をコツコツと続けてみてください。

挨拶の締めくくりとして、私が参加した41年前の入社式での言葉の一部を皆さんに紹介します。
「皆さんは今日まで、学業の厳しい跳躍台を次々と見事に踏み越えてきました。この定められた跳躍台も今日のこの緊張の瞬間を最後に無くなります。社会の跳躍台には予見されるものはありません。今日からは自分自身で仕事の中に跳躍台を設営しなければなりません。自分の心の中に見えない跳躍台を作り、不安、緊張、決心、感動、反省の反復を行い、跳躍台を逐次高めて挑戦することで、自らを高め、結果、上司や仲間の信頼を得るに至るでしょう。皆さんがこの見えない跳躍台に留意して、将来社業の一翼を担って欲しいと念願します」