導電性高分子　SELFTRON®

特徴

SELFTRON®は東ソーオリジナルの導電性高分子です。
添加剤(二次ドーパント)不要で導電性を発現し、水溶性、耐久性に優れるなどの特長を有します。
塗布、含浸、印刷等の加工により、素材や基材に導電性を付与します。

SELFTRONはプリンテッドエレクトロニクスをリードし、持続可能な社会発展に貢献します。

SELFTRON®の特徴が分かる動画をご用意しました。

タッチセンサーやコンデンサ、有機太陽電池など、有機エレクトロニクス材料として期待を集めています。

SELFTRONは、π共役高分子に水溶性ドーパントを組み込んだ、自己ドープ型の新規材料です。汎用の導電性高分子と異なり、自己ドープ型とすることで均一水溶液として利用でき、塗工性、保存安定性に加え、導電性、耐久性にも優れた材料となりました。

・各種基材 (フィルムやガラス等)に塗工・乾燥させることにより、導電膜を形成可能です。
・スピンコートやスクリーン印刷など様々なコーティング・印刷方式が適応できます。
・布帛などには含浸させて乾燥することにより、導電性を付与できます。

SELFTRONは、中性条件でも使用できますか？

中性条件でも問題なくご使用頂けます。
どんな加工方法に対応していますか？

バーコート、グラビア印刷、インクジェット、スクリーン印刷等、様々な加工方法に対応しております。プロセスに応じて、粘度や濡れ性等をカスタマイズしたグレードをご提案可能です。
推奨の乾燥温度は？

基材の耐熱性次第ですが、推奨の乾燥温度は80~200℃です。しっかりと水分を飛ばして頂くことで表面抵抗値を下げる秘訣です。
その他の性能も両立可能ですか？

導電性と様々な性能を両立可能です。お客様の要求に応じたカスタマイズグレードをご提案させて頂きますので、まずはお気軽にお問合せ下さい。